こんにちは。もうすぐ12月ですね。師走と言われるぐらい忙しくなる時期ですが、この時期はイベントも盛り沢山！加えて、肌の乾燥やら冷えなども増えて肌のお手入れが大変ですよね。外側からのケアも大切ですが、食事からのケアも美容には欠かせません!!先日はアボカドの栄養素について少し説明しましたが、今回は美容とアボカドにどんな関係性があるのか、お伝えしていきます。

突然ですがみなさん、知っていましたか？ギネス世界記録でアボカドは健康や美容に効果がある最も栄養価が高いフルーツとして登録されたそうです。他にも「食べる美容液」や「森のバター」など様々な名前をもつスーパーフード。今では、美容にいい食品の代名詞と言っても過言ではないでしょうか（過言かもしれませんが。。。）

アボカドには多くの栄養素を含んでいるとお伝えしましたが、その中でも美容に関係している抗酸化作用のある栄養素、ビタミンA、DやE。これらはアンチエイジングとして体の老化を予防する働きがあります。さらにビタミンAには皮膚や粘膜等の機能を正常に保つ働き、つまり皮膚の回復に重要な役割もあります。また、ビタミンEにはフリーラジカルという細胞を傷つける物質から体を守る働きがあります。他にも抗酸化作用があり美容効果のあるビタミンC、代謝促進に関係しているビタミンB群等も含まれていることが、アボカドが「食べる美容液」と呼ばれる要因ではないでしょうか。いくつかの研究では、アボカドは紫外線からも肌を守ってくれると示されています。また、肌だけではなく、髪の毛の保湿にまでアボカドは効果があります。さらに食物繊維が含まれているため、便秘改善にも一役かっているため、体の内側からキレイになるように働いてくれます。

ダイエットをしているとどうしても脂質や糖質を制限すればいいと考えてしまう方もいらっしゃるとは思いますが、どちらも体には不可欠な栄養素です。炭水化物は生命のエネルギー源、脂質は細胞膜の成分など、重要な働きがあります。重要なのはバランスよく食べるということ。次回はアボカドのレシピをご紹介します。アボカドにどんな食品を足せば、より効率的にバランスよく栄養素を取れるのかお伝えしていきます。

管理栄養士のハッシ―（橋田恵）は、委託給食会社で病院配属したのちに、渡米して栄養士としての研究をしている。現在は、アメリカの公衆栄養に関心を持っており、将来は栄養学の知識でさまざまな分野のサポートを目指す。