「旅をこよなく愛する役者 末廣和也のアボカド紀行」part 4
これまでこのアボカド紀行では、どちらもOK「主役と脇役」。
森のバターを実践した「代名詞」。
よい部分を合わせて一つにした「折衷」。
という様々なテーマでアボカドを探ってきました。
今回のテーマは「変化(へんげ)」!
多種多様な役になれるアボカドを紹介します。
目指すお店は英国調隠れ家一軒家創作ダイニング、その名も「ウサギ」
渋谷駅、もしくは表参道駅から徒歩7分。
確かに一軒家!3フロアー全てが店舗。
ここには土日・祝日ランチ限定、ディナーメニューを少しずつ盛った「アボカルト プレート」なるものがあるのです!
アラカルトならぬアボカルト… 堪能できそう( ̄¬ ̄)
店内も外観同様、異国情緒を感じさせるアンティークさ。
さっそくオーダーしてみると…
アボカド6種プレートにポンデケージョが付き、これに本日のスープと本日のデザートとマテ茶がついて1200円!
これまでどうしても胃袋容量の限界で品数を頼めなかったのでたくさんの「変化(へんげ)」を楽しめますね。女性が好きそうだな、これ。
ざっくり紹介すると、向かって右側のサラダ、生野菜との混合がもはやお馴染みの「ハートモッツァレラのマリネサラダ」を封切りに時計回りに…
人気No.1メニューとのことの「アボカド豆腐」これ物凄く濃厚でクリーミー… きざみ葱入りのわさびを薬味に醤油をかけて、より味わい深いです。
「アボカドとゴルゴンゾーラチーズはちみつ合え」ケンカしないで濃厚さを感じさせつつ、蜂蜜の天然の甘味と合うなぁ…
「アボカド+玉ネギ+アンチョビ」こちらは和えずにバケットと共にそれぞれの味と食感を口の中で楽しむ体ですね。美味しく混ざり合う良い戦い。
ポンデケージョを挟んで、
「アボカドのヌタ和え風~信州金山寺味噌仕立て~」来ましたね、和″新″折衷。味噌はお初。金山寺味噌は「おかず」「常備菜」として食べられる味噌だそうですね。今やアボカドも同じ印象を持っていますよ(⌒‐⌒)
そしてセンターを陣取る
「アボカドリゾット」これは言わずもがな、チーズの香りとアボカドの旨味が絶妙で、ここに至って〆の役割ですね。
そして本日のデザートは
「アボカドのジェラート」
見た目のアボカド色ほど味は自己主張していないのですが芯を担っています。フロントマンの役割はイチゴのジュレに任せて一座のベースとして存在する。
アボカド6種プレートと合わせて7種、テーマと照らし合わせると正に“アボカド七変化” でした!
アボカド旬も終わりに近付き、このアボカド紀行も今回で最終回。
集大成に相応しいメニューでしたね。
今、メニューも含めた総評をさせてもらうと…
★どんな役でもできる。
★前に出ても、土台で居ても存在感を出せる。
★誰とでも絡められる。
★代名詞がある。
★主役も脇役もできる。
★そして、そして、栄養価が高い。
そりゃ、様々な場所で使われますね。
その価値が不変な限り、きっと永遠に必要とされるアボカドです。
以上、旅をこよなく愛する役者 末廣和也のアボカド紀行でした!