「旅をこよなく愛する役者 末廣和也のアボカド紀行」part2
場所は新宿三丁目。
MEXICAN DINING「AVOCADO」にやってきた。
時は16時。今からディナータイムがスタートする時間。
階段を登っていくと…
壁はメキシカン。
階段はアボカド。
エレベーターもアボカド。
フロアマットもアボカド。
店名にするだけのことはある徹底的なアボカド推し!
青は食欲を減退させると訊いたことあるけど、この緑と黄色のデザインは食欲をそそらせるな。胃袋がそう言っている。
店内は陽気なイメージではなく、内装もほどよいイメージ感で照明もおとしめ。落ち着いて居心地が良い。
メニューの、まずは前菜&サラダの欄から
~プレミアムリッチアボカドの~
「つくりたてワカモレ」
ワカモレとはアボカドを食材のメインに、石臼ですりつぶしてペースト状にしたサルサの一種。
コクがすごいっ。なにか濃厚!
これは他の食材との配合のマッチングも絶妙なんだろうけど、この“リッチアボカド”とやらの活躍からきていると感じてしまう。
アボカド単体でもいけるな、これは。
ワカモレを前菜として食したあとは、
~US産赤身肉でアボカドを巻いて味わう~
「ローストビーフwithアボカド」
“アボカドを巻いて”って(○_○)!!“ ”
そっちがメインなのね。北京ダックでいう北京ダックの役割っていう(笑)
食べてみるとたしかにアボカドペーストの分量もしっかりして味も食感もクリーミー。ローストビーフの肉々しさと歯応えと真逆でそれでいて対等にいる。
自己主張のあるローストビーフでいけるのだから、このアボカドペーストなんにでも合わせられるな。
そしてラストは
~森のバター アボカドをバター代わりに使った~
「自家製アボカドパウンドケーキ」
食感は所謂パウンドケーキのフカフカではなくしっとり。
でもクドくなぁい……
美味しい…
今回の3品。
アボカドの別名通りの“森のバター”を実践したものだった(パウンドケーキに関しては完全にバターとして使っているし…)。
“森のバター”は本当でした!
味も芝居も表現をするのに代名詞があるのって大事なことだな。
おそるべしアボカド…